言霊(ことだま)Ⅱ-1/4 11

ポイント

ことだま

人の一生

 

人の一生は、重荷を背負い坂道を上るものというが、そんなことはない

重荷も坂道も、我が心がつくりだしたもの

我を捨てれば心は軽く、人生の楽しさを覚えよう

 

過ちは改むるにはばかることなかれ

実る程に頭の下がる稲穂かな

初心忘れるべからず

やさしく微笑む悪魔

厳しく叱咤する菩薩

 

正法

 

 

人はどこから来て、どこへ行くのだろう

人間がこの世に生まれてくることは

また死とは何だろう

自然とは、心とは、神仏とは、

これらの問題を解明されたのが故高橋信次先生の説かれた正法である。

大自然に正しい姿

万古不滅の神理

大宇宙を支配する一貫した法則がそれである

 

 

時はすべてを待たず

ただ音もなくうち過ぎてゆく

人は時の来るのを待ち

過ぎ去りしことに思いを残し

今を忘れて

時の終わりを迎える

 

 

 

詮索 

 

師(高橋信次氏)は言われた

法を語るものは多い

しかし、光を放ち、行うものは少ない

人を見て己の行いを正せ

自分を知らずして人をあれこれと

せんさくすべからず 

 

 

師の道は弟子の道なり

師がこの世を去られても

弟子はその道を歩むべし

 

蓮の花

 

 

 

はすのはなは

おでいにそまらず

人の心もかくありたし

 

 

慈悲喜捨

  

 

慈…

自分以外の人々そして万生万物に幸福と楽しみを与える

 

悲…

苦しみと悲しみを無くすことに協力する

 

喜捨…

人々そして万生万物に歓喜の心をもって向かう。すべて平等で分け隔てをしない

自然と法  

 

 

自然は法にて

法は自然そのものである

すべて法に適わぬものはなし

魂の己、また己と思いっている肉体も法に適っておれば、時の流れに乗って永遠に生き続けることができる

 

法は佛の教えられる神の道、光明の道そのものである

 

舞台はどんどん変わる

しかし輪廻の道は永遠に続く

 

あの世とこの世

 

 

 

あの世もこの世も含めたすべてのものは、無臭・無形であり、誰も彼もない、己もない

 

想念の世界、意識の世界である

そこには、すべてのものを生かそうとする、全なる想念の世界がある

 

神の意識そのものである

 

 

真我

  

 

 

 

真我

それが神の子としての己である

 

 

 

神の道

  

 

この世、物質界にどんな事が起きても魂としての己は、その中を通り続けなければならない

 

それがまた、神の道なのである

命果てるまで

 

そのすべては、仏の教え導かれる神の道そのものなのである