八正道

正見(正しく見る)

諸現象に対し正しく反省し、原因と結果を第三者の立場で見よう

共通の立場で見る

 

正思(ただしく思う)

妬み、愚痴、誹り、怒り、憎しみを持たず自分本位の事を思わぬようにしよう

ものごとの根本的なもの

 

正語(正しく語る)

過ぎたお世辞や暴言をつつしみ、真心を持って語りましょう

愛のある言葉

 

正業(ただしく仕事をし)

与えられた職務に対して感謝し責任と義務を果たしましょう

豊かな魂をつくる仕事

 

正命(正しく生き)

自分の使命を自覚し、短所を直し、調和ある生活をしましょう

長所を伸ばし、短所を正す

 

正進(正しく道に精進し)

対人関係と環境を大切に、何事にも行き過ぎないように心を磨こう

社会関係を調和する

 

正念(正しく念じ)

あらゆるものごとに足ることを知り、調和を優先する心を作ろう

三千世界に通じる心の針

 

正定(正しく定に入る)

今日1日の想念と行為についての反省を実行しよう

第三者の目で反省をする

八正道の現実的活かし方

正見…冷静な心

 

 常に善意な第三者の立場でものを見る

 

正思・正語・正念…親切な心

 

 愛の心で思い、念じ、語り、自己中心の立場を離れる

 

正業…感謝・報恩の心

 

 人々の協力で社会も個人も成り立っていることを知り、奉仕と協調の心を忘れない

 

正命・正進…業の修正の心

 

 長所を伸ばし、短所を修正し、人々と手をとり合って生きる

 

正定…反省の心

 

 魂の前身は正法という正しい循環にあるのだから、中道の尺度で1日の言動・心の動きを反省し、想念の浄化・修正に努力を続ける

 

反省後の瞑想は心と肉体のバイブレーションが神に近づき、晴れ晴れとした気持ちになる

 

その気持ちで1日の生活を送ること